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【実食レポート】肉のハナマサプライベートブランドのカレーは美味しい?バーモントカレーと食べ比べ

大容量ジャンボパックの肉がインパクト大。そして豊富な品揃えと圧倒的な安さが話題のスーパーマーケット、ジャパンミート。”プロ向け”を謳う肉のハナマサと同じグループで、肉のハナマサのプライベートプランド商品も買うことができます。

日々いろいろ買って試している中で、母ちゃんが気に入ったのは「お肉屋さんが作った美味しいカレー」です。長年愛食してきたハウスバーモントカレーと比較しての違いと、美味しさの秘密を探ります!

ウィンクするエプロン姿の女性

肉のハナマサPB商品「お肉屋さんが作った美味しいカレー」とは?

ジャパンミートで販売されているカレーのルゥです。「肉のハナマサ」のロゴとイメージカラーのイエローが売り場で目を惹きます。

わが家はハウスバーモントカレーを長年愛食しているのですが、パッケージからスパイスの香りが漂ってくるかのごとく引き寄せられて買ってみました。

それぞれの原材料や内容量、価格は以下の通り。(2023年7月現在)両方に使われている共通の原材料はピンクに色付け、それぞれのカレーで特徴的な材料は青でマークしています。

ハナマサカレーとバーモントカレーの価格&原材料をチェック

【肉のハナマサ「お肉屋さんが作った美味しいカレー」】

価格(税抜)128円
原材料名小麦粉(国内製造)、食用油脂(牛脂)、砂糖食塩カレー粉ソースパウダーオニオンパウダー、ガーリックペースト、香辛料、チーズフード、チキンブイヨンパウダー、乳糖、ホエイパウダー、バターミルクパウダー、脱脂粉乳調味料(アミノ酸等)カラメル色素酸味料乳化剤、(一部に乳成分・小麦・乳成分・牛肉、大豆、鶏肉を含む)
製造者平和食品工業株式会社(製造所:埼玉県)
内容量140g、8皿分(4皿分×2)

【ハウス食品「バーモントカレー<中辛>」】

価格(税抜)394円(希望小売価格)
原材料名食用油脂(牛脂豚脂混合油(国内製造)、パーム油)、小麦粉砂糖食塩、でんぷん、カレーパウダー、全粉乳、脱脂大豆、クリーミングパウダー、はちみつ、酵母エキス、玉ねぎエキス、ローストオニオンパウダー、トマトパウダーオニオンパウダーバナナペースト、ポークエキス、粉乳小麦粉ルウ、脱脂粉乳りんごペースト香辛料、ガーリックパウダー、しょう油加工品、トマトエキス、チーズパウダー、ローストガーリックパウダー、ホエイパウダー、粉末油脂/着色料(カラメル、パプリカ色素)、調味料(アミノ酸等)乳化剤、香料、酸味料、香辛料抽出物、(一部に乳成分・小麦・大豆・鶏肉・バナナ・豚肉・りんごを含む)
製造者ハウス食品グループ本社株式会社
内容量230g、12皿分(6皿×2)

ハウスバーモントカレーは甘口・中辛・辛口の3種類が用意されていますが、ハナマサカレーは辛さ表記なしの1種類のみです。(2023.7.30訂正:すみません!めっちゃ「中辛」と書いてありますね汗汗 失礼しました!!)

量の違いもあり、価格はハナマサカレーの方がだいぶお安いですね。

肉のハナマサカレーとハウスバーモントカレーの原材料を比較

パウダーやペーストなど加工法の違いはありますがどちらもチーズが加えられていて、まろやかさが足されています。オニオンガーリックも、カレーには必須ですね。

そしてどちらも「カレー粉」の表記がありますが、そもそもカレー粉とは? S&B食品のサイトに次のように書かれています。

配合は様々ですが、日本で市販されている主なカレー粉は、ターメリック、コリアンダー、クミン、唐辛子など、20~30種類ほどのスパイスやハーブが混合されています。 

S&B食品「カレー粉を使いこなそう!」

このスパイスやハーブの配合比率と分量こそが、カレーの味を決める大事な要素なんですよねー。しかし表記はあくまでも「カレー粉」のみ。どんなスパイスが使われているのかはわかりませんでした。

ルゥを見ると黄色味を帯びているので、ターメリックが多めなのかな?と推測します。

肉のハナマサのカレールゥ

他の違いとして、ハナマサカレーの方は原材料がシンプルです。特徴的なのは、チキンブイヨンソースが加えられているところ。カレーの隠し味としてソースを入れるご家庭もありますよね!チキンブイヨンは肉推しのハナマサならではだなと思いました。実際、パッケージにもそこが特徴だと書いてあります。

対してバーモントカレーは、CMでもおなじみのりんごとはちみつがポイントです。他にバナナペーストナとトマトパウダー&エキスも加えられていて、これは甘味と酸味のためなのでしょう。実際、バーモントカレーはかなり甘さを感じます。「甘口」はハウスのカレーシリーズの中でも、一番甘いという位置づけですしね。あとハナマサのソースに対して、バーモントはしょうゆを加えている点も対極的で興味深いところでした。

実食!ハナマサカレーは少々辛め……

パケージの裏面に書かれている作り方と材料は至ってベーシック。肉、じゃがいも、たまねぎを炒めて煮込み、カレールゥを加えて、さらに煮込んでとろみを出します。本来の味を確かめたいので、パッケージの表記を忠実に守って作りました。(二日目カレーを楽しみたいわが家は、2箱使いました)。

お肉はもちろんジャパンミートで調達。今回は豚バラブロックを使って、ポークカレーにしましたよ。

ジャパンミート豚バラブロック

出来上がったのがこちら。

母ちゃん
母ちゃん

見た目は日本のおうちカレーの王道

さて肝心のお味の感想を。まず感じたのが、スパイスが立っている。食べた瞬間はそこまで感じなかったのですが、後から辛みがじわじわと来ます。

リリコ
リリコ

ちょっと辛いかなー

そうだと思って、まずは少しだけ味見してもらいました。豆乳を100ml加えたところ、角が取れてまろやかになりました。

リリコ
リリコ

うん!美味しくなった!

喜んで食べてくれて、無事完食です。

母ちゃんは辛い物大好きで、特にカレーはスパイシーならスパイシーなほどいいというタイプなので、ハナマサカレーはとても美味しくいただきました。チキンブイヨンが効いていて、辛みだけでなくコクがあってとても好きです。

結論。ハナマサのカレールゥは短時間でも、長時間じっくり煮込んだかのような深みを感じました。これで、1箱150円未満とはコスパが高い。ただし、小さなお子様には辛みが強いかもしれません。

(2023.7.30追記):ハナマサカレーとバーモントカレーをミックスしてみた

どちらも美味しいのでミックスしたらどうなるんだろう?好奇心から1:1でミックスして作ってみたところ……

母ちゃん
母ちゃん

結論:ミックスはしないほうがいい。

もちろん普通にカレーとして、食べられます。が、味の方向性がまったく違うので、混ぜずに個々の良さを純粋に味わったほうが美味しくいただけることがわかりました。